2017年11月20日

TMP用の服作り

TMP用の服作り

前回で、服作りの記事は一応終わりましたが、今回は番外編です。

そういえば、以前TMP(The Mesh Project)で、メッシュキットをもらっていたのを思い出しました。
そこで、作ったワンピースをTMP用にしてみることにしました。
 
TMP用の服作り

これが、TMPのメッシュキットです。
SLのTポーズと異なり、腕を少し下げたAポーズといわれるポーズです。
ちなみに、Avastar 2.0 RC7 、Blender 2.77以上が必要です。
 
TMP用の服作り

Avastarで、両腕を45度下げたポーズにして、ワンピースのオブジェクトをかき出しました。
それをBlenderにインポートして、破けたところは、スカルプトモードで修正しました。
Aポーズなので、特に脇の下は、丁寧に形を整えておくとよいです。

フィットできたら、Avastarタブで、通常どおりアーマチュアにBindします。
 
TMP用の服作り

AポーズのままBindしますので、脇の下のウェイトが気になります。
少し腕を上げてチェックします。
ちなみに、TMPキットでは、腕がこれ以上、上がらないようにロックがかかってました。
これを解除するには、右のパネルで、Disable rotation limitsをクリックしてロックを外します。

TMP用の服作り

Weigt Paintモードで、R_UPPER_ARMをペイントして、脇の下のウェイトを修正しました。
このキットでは、すでにFitted meshの頂点グループのみの表示になってました。
 
TMP用の服作り

腕を下ろしても、脇の下がきれいな形になるように直すとよいですね。
 
TMP用の服作り

このキットに付属している説明書では、ほとんどウェイトを直す必要がないと、書かれていました。
確かに、ワンピースの裾の変形もスムーズで、何も直さなくても、普段使えるレベルだと思います。
さすがに、ベルトは特殊なので、ウェイトを直しましたが・・・。
 
TMP用の服作り

ちょっとびっくりしたのは、Aポーズのこのままで、エクスポート(Avastar)すれば、OKだったことです。
最初は、Tポーズに直さなくてはならないと思っていたのですが、心配ありませんでした。
 
TMP用の服作り

SLにアップロードして着てみました。
さすがメッシュボディ、服もよくフィットしてくれます。

アルファHUDがないと困るので、Basicを購入してしまいました。
せっかく買ったのだから、スキンアプライヤーか、ほかにメッシュの服を作ってみたいかも・・・。
 
このメッシュキット、以前はフリー扱いで配布されていたのに、お店に行ってみたら、ありませんでした。
ヘルプにEメールアドレスのメッセージを送ると、キットが送られてくるようです。

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Posted by komaxi at 21:12 │Making Outfit