2022年08月05日

Substance 3D Painterを使う1

神社関連アニメーションを作っているのですが、それに必要な小道具を作りました。

Substance 3D Painterを使う1

神式結婚式の三々九度で使われる長柄銚子です。
SLでは使わないかもしれませんが、よい機会なのでつくってみました。
Blenderにインポートした画像ですが、実は、元データはメタセコイアで作ってます。

今回は、Substance 3D Painterで、マテリアルを作っていきます。
長柄銚子には、豪華な彫り物がされた面と、されていない面がありますので、マテリアルを2つに分けています。
Substance 3D Painter用に、一つのマテリアルと2つのマテリアルのオブジェクトを用意しておきます。

Substance 3D Painterを使う1

Substance 3D Painterを起動して、ファイル>新規で1マテリアルのオブジェクトを読み込みます。
ちなみに、使用しているPainterは、Steamで購入した買い切りエディションです。
2021バージョンなので、最新版は少し使用方法が違ってるかも・・・。

ここで、重要なことは、テンプレートをデフォルトのPBRから変更することです。
これは、SLがPBR対応してないため、Base Colorでテクスチャーを作る必要があるからです。
実は、Base Colorを使用する方法がわからず、解決に長期間かかりました。(T_T)
で、見つけた方法がテンプレートをKeyShotにする方法です。
正しい方法ではないかもしれませんが、とりあえずBase Color、ノーマルマップが使用できます。

Substance 3D Painterを使う1

読み込んだ状態が、こちらです。
右側のUVは、Zbrushでアンラップしたままのテキトーです。商品にするならもっとちゃんとしましょう。^^;
最初に、右矢印のメッシュマップをベイクを実行します。

Substance 3D Painterを使う1

ベイク処理では、IDのみチェックをはずしておきます。
IDは処理が終わったあとにベイクします。

Substance 3D Painterを使う1

2回めのベイクではIDのみにチェックを入れて、用意しておいた2マテリアルのオブジェクトを右矢印のとこから読み込みます。
最前面の最大距離、背面の最大距離をそれぞれ、0.003と0にしました。
これを調整しないと、うまくIDの色分けできない場合があります。

Substance 3D Painterを使う1

ベイクが終わったら、矢印のところをIDに切り替えて確認します。
うまくマテリアルのIDが登録できたようです。

今回は、ここまでです。




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Posted by komaxi at 11:21 │Substance 3D Painter