2023年10月12日

モーションの一部にIKを使う

モーションの一部にIKを使用する方法について、備忘録として記録しておきます。
これは某モーションをAVASTARに変換して、一部足の動きを修正した例です。

ちなみに、この例のように6000フレームを超えるモーションの編集は、とても重たい処理になります。
このような場合は、画面を大きくGraph Editor と3D Vewの分割表示にして、表示ボーンを限定すると、FPSが上がります。

モーションの一部にIKを使う

こちらのモーションで、右足のみ4314フレームから4325フレームまでIKを適用します。

モーションの一部にIKを使う

最初に、IK Legsの目をクリックして、IKを表示します。

モーションの一部にIKを使う

次に、Align IK to Pose をクリックして、IKをポーズに合わせます。

モーションの一部にIKを使う

右足(Right Leg)の数値(影響度)を1にします。

モーションの一部にIKを使う

Right Leg上で右クリックして、Insert Keyframeをクリックして、キーフレームを作ります。

モーションの一部にIKを使う

これにより、Graph EditorにInfluence KeyRight...が作成されます。
次に直前の4313フレームで(Right Leg)の数値(影響度)を0にして、同様にキーを追加します。

モーションの一部にIKを使う

あとは、4325フレームで影響度1、4326フレームで影響度0にしてキーフレームを作成します。

モーションの一部にIKを使う

4314フレームから4325フレームまでのキーは削除するなどすれば、この間はIKで動作するようになります。

なお、IKの数値を更新する場合は、InsertではなくReplaceを使用します。
ほかのIKに関するパラメーターもキーフレームに追加することができます。

今回の記事は終わりです。






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Posted by komaxi at 14:36 │Animation